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2008年1月28日 (月)

澤社長の講演をお伺いしました

少々前の話ですが、1月18日中小企業診断協会東京支部の新年賀詞交歓会で澤の屋旅館の澤社長の講演をお聞きしました。

ご存じない方に少し申し上げますと、台東区谷中で家族経営の12室の昔ながらの旅館です。

外国人のお客様がなんと80%を占めています。稼働率は90%を維持しているとのこと。

その秘訣を1時間程度お伺いすることができました。

そもそも外国人を泊めようと思ったきっかけは、修学旅行生がホテルに泊まるようになったり、外国に行ってしまうようになったりして激減したこと、そして商用のお客様もビジネスホテルに泊まるようになってしまって昭和57年にお客様0人の日が3日間続いた時です。

実はヤシマ旅館という外国人客を泊めている先輩がいらっしゃって、その方の旅館を見学しに行ったそうです。

そうしたらブロークンも良いぐらいの英語を使っていたのでなんとかやれるだろうということでやり始めたそうです。

言葉の障害は当初想像していたよりも全然大丈夫だったそうです。一番障害にならなかったぐらいだとおっしゃっていました。

どうしたかというと、息子さんの英語の教科書を持ってきて使えそうなものをピックアップして丸暗記。

単語を言って動詞を付ける方式だそうです。

それでもわからなければ紙と鉛筆で絵を描いてもらうそうです。

インド人が来た時に、食事時、この絵を描いてもらったら点をいっぱい書かれたので、砂糖を持って行ったら違う、塩を持って行ったら違う、こしょうを持って行ったらそうだという笑話をされていました。

一番大変だったのは文化の違い。特にお風呂とトイレが大変だったようです。

風呂はすぐお湯を抜かれてしまう。

トイレは当時は和式トイレ(今は洋式だそうです)なので「金かくし」に腰かけて用を足されてしまう。

紙は使わず水なので、水びたしなど苦労したそうです。

でも自分も海外に出かけて視察するようになったり、いろいろな団体で勉強することになってからは、自分の国のことをただ自然にやっているだけだと理解するようになったそうです。

ちなみに昨年の2月14日にお風呂は入っている人が栓が抜けないようにしてしまうように改装されたそうです。

もうひとつ興味深いお話は、外国人のお客様を街全体が受け入れているということでした。

つまり澤の屋はあくまでも宿泊先であって、外国人は勝手にセルフでいろいろ体験しに街に行くそうです。

それに対して町の人たちも完全に受け入れているそうです。

そのために澤の屋さんでは、地図を作って、食堂の場所、薬屋の場所など生活に必要な施設の地図を作っています。

これも最初は一生懸命頼んで、大半断られたところからスタートしたそうです。

外国人の方は、日本の生活を体験したい時にこの澤の屋旅館に来るそうです。つまり目的によって使い分けているわけですね。

詳しくは澤の屋旅館さんのWEBサイトをどうぞ。

http://www.tctv.ne.jp/members/sawanoya/nihonngho.html


参考になりましたらプチっとお願いします

☆ヒットする新商品・サービス開発のポイント
(1)外国人だからといって差別しない。
(2)言語は度胸でなんとかなる。
(3)町全体で受け入れる雰囲気を作っている。

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