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2007年1月26日 (金)

昨日は安藤忠雄氏の講演を聴いてきました

今週はセミナー受講週間です。(笑)

なんか続くんですよね。同じようなタイミングで私が興味あるようなセミナーが続いております。

実はおととい(1月24日)もOK WAVEの兼本社長の講演を聴きました。そっちも書きたいのですが、こんなときは私も日中研修で忙しくてなかなか書けません。(今日も某企業で研修でした)

そこでとりあえず直近の安藤忠雄氏のセミナーの感想なんぞを書きます。

どこでやったかと言いますと、六本木ヒルズにあるヒルズアカデミーです。

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六本木ヒルズは、アーク都市塾というものを米倉誠一郎氏(一ツ橋大学の有名な教授)を塾長に定期的に開催しています。この都市塾メンバー以外にも一般人もお金を払うと受講できるわけです。3000円です。

で安藤氏が出講するとメールマガジンで知りましたので、早速行きました。

まず着いて驚いたのが、本人が目の前で自著にサインをしていたことです。それを買うと、なんと自分が買った本に私の名前を書いてくれるというので思わず買ってしまいました。アルファベットで記述なのですがちょっと間違えられました。

さてさて中身ですが、テーマは「創造力の原点」についてでした。

冒頭は男がいかに女性に文化的に負けているかという話から始まりました。女性は外面も内面も美しくなるために、旅行、映画、美術、音楽など生のものにどんどん触れて磨いているのに、

男は出世、仕事に邁進。売上、利益の尺度しかなくやっていて、定年を迎えた瞬間に段違いの差が開いている。だから妻から夫は見放されるのだとおっしゃっていました。まったくその通り。

例示でアブダビ(中東の国)空港での大阪のおばちゃん3人との会話を引き合いに出していました。

アブダビは砂漠の国でなーんにも観光名所はなし。「何してたん?」と安藤氏が聞くと「エステ」とのこと。

なんと1日5時間半。それを3日間やっていたそうです。「こんなおばはん、やっても無駄ちゃうの?」と連れがつぶやいたらどやされたそうです。

その後は自分が感銘を受けた芸術家の作品や製作過程のスライドをちょっと見せて、その後自分が設計した有名な住居や美術館などのスライドを交えてそれを説明しつつどんなことを思って作ったのかなどをおもしろおかしくお話してくれました。

テーマである「創造力の原点」はやはり好奇心が大きな役割を果たすと言ってました。女性の方が好奇心が旺盛なのでその点でも男は意識せなあかんそうです。

もうひとつは家族、地域社会を大事にせなあかんそうです。

さらに印象に残ったキーワードを列挙します。

おもしろいことをやっとると面白いことへ波及する。

自分の持分以外のところへ広げる。全部広げて考える。

自己責任でなんでもやる。自分は一人で出張も旅行もなにもかもやる。部下や秘書は連れて行かない。

自然体で生きる。権威主義的になったら終り。クリエイティビティがなくなる。

体力が必要。基本的に毎日運動(彼はほぼ毎日泳いでいるそうです)

闘争心がなくなったら創造力は出てこない。

この仕事は俺が(私が)やったという人が多ければ多いほど成功。

売れていない時は、勝手にこの土地にこんなん作ったらいかがです?と売り込んでいたそうです。

それと高校出てプロボクサーになった話は有名ですが、建築家になろうとしたときに、1年間家に閉じこもって建築関係の本を読み漁ったという話もすごかったですね。

今でもものすごく勉強しているのがわかりました。

私は質問したかったことがあるのですが、ついに当たりませんでしたので、とりあえずアンケート用紙に書きました。

なにが質問したかったかというと、建築家がデザインしたもので基本的な機能を満たしていなかったり(使いにくい)、造形的には面白いが、メンテナンスコストが掛かりすぎたり、雨漏りがしたりするものに対してどう折り合いをつけるのかを訊きたかったです。

施主が居て、その人が注文したものであれば、使いにくくてもまあ良いでしょうが、公共建築物で基本機能を満たしていなかったり、メンテナンスコストが高いのは私は許せませんね。だって税金ですもの。

☆ヒットする新商品・サービス開発のポイント(創造力の高め方)
(1)なんにでも好奇心を持つ。
(2)体力が重要なので、運動を継続する。
(3)家族、地域社会を大事にする。

※お知らせ。
銀座のギャラリーオガタでやっている日光特産品開発の展示会あす私ほとんどおりますのでよろしかったらどうぞ。朝11時から午後5時までです。

詳しくは1月18日のこのブログをご覧ください。地図も載ってます。

http://m-kawai.way-nifty.com/blog/2007/01/post_da24.html

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コメント

考えたのですが…。芸術家として生き抜くためには、「公共建築物だから」といって自分の信念を曲げることはできないと思います。パトロンの思い通りに作品を作るという時代は終わっているし、もっと言えば税金でそういうことをやってのけたという事実は芸術家の立場からしてみれば「してやったり」だし。国民の大半がそれを嫌だと思うなら、芸術家に頼まなければいいんですよ。

建築って美術の中でもちょっと特殊だと思いますが、作曲科の私から見ると、前衛的な建築をする人は芸術家であり(音楽で言えば現代作曲家)、現実的で機能的なことを重視して設計する建築家は音楽で言えば流行歌の歌手って感じですか。

投稿: 龍登 | 2007年1月29日 (月) 21時40分

>龍登さんへ
いつもコメントありがとうございます。私が不満に思うのは、発注する側は行政であって住民ではないというところです。住民がチェックする機能があるのならば多少文句は減りますが、我々住民は出来てから「へえこんなのなんだ」とわかるわけです。もちろん努力すればもしかしたらわかるのかもしれませんが、でもそもそも住民は作る前の段階から参加していませんものね。そこが問題だと思うのです。西東京市のコミセンみたいにターゲットのニーズをきちんと聞いて作った建物もあるので全部が全部そうだとは言いませんけれど。

投稿: 企画屋(河合正嗣)  | 2007年1月30日 (火) 23時31分

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