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2006年5月 6日 (土)

「団塊・シニアビジネス7つの発想転換」を読みました

今日もまあまあ良い天気でしたね。夕方から少し曇って風が強く吹いてきましたけれど。私はこんなに良い天気なのに外に出ず。新聞の残りを読むのと、本を読んで、溜まった録画の映画&番組を見ました。

ということで今日は連休中に読み終わった本を紹介します。『団塊・シニアビジネス7つの発想転換』という本です。こんな本です↓

いろんなところに紹介されていますが、私が興味を持ったのは団塊・シニアビジネス向けの新商品開発や事業に7つの壁があるのを詳しく解説しているところです。

7つの壁とは次のものです。(200ページの終章から引用)
(1)綿密な市場調査をしても顧客のニーズがつかめない「市場調査の壁」
(2)せっかく確保した見込み客が実際の顧客にならない「顧客開拓の壁」
(3)せっかくよい商品をつくっても思うように売れない「商品営業の壁」
(4)団塊・シニア世代向けとうたった商品が売れない「商品開発の壁」
(5)会員制サービスで入会した会員を引き止められない「顧客維持の壁」
(6)多額の予算を注ぎ込んでも収益が一向にあがらない「収益向上の壁」
(7)社内で新規事業を立ち上げようとするときに生じる「新規事業の壁」

この壁は市場の多様性が強まっていることに起因する「壁」と、そうした市場に柔軟に対応できていない組織の「壁」との両方である…そうです。

私は新商品開発支援をしていますので、特に(4)の壁が面白かったです。またまた少し引用しますね。著者はこの壁で3つが特徴であると言っています。(84ページから引用)

(1)商品の質がターゲット顧客の求める水準に達していない
(2)内容がてんこ盛りで、他との差別性がぼやけてしまう
(3)「中高年層はこう」と決め付けた商品になってしまう

この真ん中の2番目は日本の新商品は特に多いですね。私が支援していてもこのパターンがとっても多いです。あまり例に出すと怒られそうですが、多機能FAX電話とか(うちにもあります、電話とFAXだけあればよいのに、コピーが取れたりメールのまねごとができたりするみたいです。1回も使ったことがないですけど…)、電子オーブンレンジとか(たくさんのことが出来るようですが、実際には300日は暖めだけにしか使っていないそうです→ちなみに我が家のものは単機能です)

後も団塊・シニアビジネスのみならず新商品開発のヒントが満載でした。新商品開発に関心のある人はぜひ読みましょう。

☆ヒットする新商品・サービス開発のポイント
(1)7つに簡潔にまとめている。(人間頭に入りやすいのは5±2だと言われています)
(2)実例が豊富。
(ややアメリカの例が多いのが気になりますが)
(3)つかみが上手。
(2007年問題ー団塊世代が07年に大量退職してたいへんなことが起こるーなんて「起こらないよ」と著者は言っています。その理由はぜひこの本を読んでください。いかにマスコミの言うことに我々が踊らされやすいかは肝に銘じなければ…)

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